札幌は本州ほど蒸し暑くないとはいえ、夏になると「なんだか体がだるい」「頭が重い」「肩や首がこる」と感じる方が増えます。冷たい飲み物は口にしているのに、なぜか体調がすっきりしない。そんな違和感を抱えたまま、我慢しながら過ごしていないでしょうか。実はその不調、単なる暑さ疲れではなく、水分不足が関係していることが少なくありません。
夏場の水分不足は、汗をかいている自覚があっても起こります。汗として水分と一緒にミネラル(電解質)も失われるため、水だけを飲んでいても体内のバランスが整いにくいことがあります。さらに、冷房の効いた室内にいると喉の渇きを感じにくくなり、気づかないうちに水分補給のタイミングを逃してしまいます。加えて、コーヒーやお茶、アルコールには利尿作用があるため、飲んだつもりでも実際には水分が体外へ出ていきやすいという事情もあります。こうした水分・ミネラルの不足は血流を滞らせやすくし、筋肉がこわばったり、自律神経のバランスが乱れて倦怠感や頭重感につながったりすると考えられています。
セルフケアとしては、こまめな水分補給や経口補水液・スポーツドリンクの活用、冷房の設定温度の見直し、軽いストレッチなどが基本になります。これらは日々の体調管理としてとても大切ですが、すでに筋肉のこわばりが慢性化していたり、血流の滞りが続いている場合には、水分を補うだけでは十分に届かないこともあります。「水分は摂っているのに体が重いままだ」という状態は、セルフケアだけでは解消しきれないサインかもしれません。
そうした場合に役立つのが、整体や鍼灸による施術です。手技や鍼によって滞った血流やリンパの流れにアプローチし、こわばった筋肉をゆるめることで、水分補給だけでは行き届きにくい体の深い部分のコンディションを整えていくことを目指します。セルフケアが「日々の土台づくり」だとすれば、施術は「専門的な視点で体の状態を見極め、根本的な改善につなげていく」役割だといえます。夏の不調が続くときは、セルフケアと施術をうまく使い分けることが、快適に夏を乗り切るための近道になります。
執筆・監修:木下恭一(鍼灸師・柔道整復師/施術歴25年)
- 店名
- フィジカルコンディショニングサロン WHOLE
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- 〒064-0820 北海道札幌市中央区大通西24丁目2-18 パレンテ301
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